1 Viennese Waltz 踊り方と基本
ウインナ・ワルツはみなあのように猛スピードで走り回って踊るもんだと思ってる人も多いようです。
そういう風潮だと言ってしまえばそうなんでしょうが、バランスも音楽も無視してスピード一筋にドタバタ走り回っている人も多く見かけます。
普通のスロー・ワルツの足型で早く踊ればウインナ・ワルツになる、と思い込んでいる人が多いからではないでしょうか…
ウインナ・ワルツとスロー・ワルツとでは根本的に動きが違います。
図@(A)でその動きを習得すると良いでしょう。
大きく回転しないのでカウント@をステップするときに軽いリルティング・アクションで前進、回転が少ないのでCBMはほとんどありません。
回転する必要があれば@の足に体重が乗ったときに少し体を回すようにする程度です。
図の(B)はちょっと発展した形です。
2,3の足では足を開いた後で閉じるようにします。
いわゆるボックスと言う足型ですし、またチェンジ・ステップとも同じ足型です。
こちらの方が少し多く回転するときには便利でしょう。
踊り方は外国映画で見られるように年配のカップルがゆったりと踊っている感じです。
ですから、本来パーティーなどではこのような踊り方をしますが、実際に踊っていると、初心者がもたもたして踊っているとしか思われないのでしょうね。
でも踊る、踊らないは別としてもウインナ・ワルツの音の採り方、動き方、イメージを覚えるには最適だと思います。
2015-02-09