Waltz−2 シンコペーティド・サイド・クロス
覚えていてなにかと役立つ珠玉のようなフィガーの一つです。
決められたルーティンだけで踊るのもいいでしょうが、ぶつかるのを避けるときとか、ルーティンをちょっと変えたいときなどに重宝するでしょう。
サイド・クロスそのものはよく踊られているものですが、シンコペーションのリズムにして1歩増やすことでさらに変化します。
たまたま1)のランニング・スピン・ターンの続きがアウトサイド・チェンジとなっていますので、その後半部分に続けて踊ると効果的でしょう。
サイド・クロスとは言っても実際には左へ回転しながらクロスしていますので、シャッセ・ロールの変形だとも考えられます。
カウントは1、&、2、3としていますが、クロスする部分をゆったりと表現したいからです。
カウント的には1、2、&、3とか1、2、3、&でもいいかもしれませんがその表情はかなり変化すると思います。
クロスする前のステップのときに右へのスウェイをつけて踊るとより効果的です。
次に続けるフィガーとしてはリバース・ターンのほか、リバース系のダブル・リバース・スピン、フォーラウェイ・リバース・アンド・スリップ・ピボットなどいろいろと考えられます。
※リンクしていた動画は、残念ながらリンク先で削除されました。
2015-06-29 訂正